☞治療について

困っている症状を中心にその背景にある全身に現れている兆候を探りながら治療を行います。

そうすることで、症状自体の改善と効果の継続、再発の予防、別の症状の発症の予防につながります。

 

主に長野式鍼灸治療で進められている免疫系の賦活、血流の改善、自律神経機能の調整、筋肉の過度な緊張の緩和などを適宜行います。(※長野式鍼灸治療とは東洋医学と現代医学を融和させたもので国内外で実施している鍼灸師も多く実績のある治療です)

また、脳血管疾患の後遺症である片麻痺等の治療ではYNSA山元式新頭鍼療法(※下部ご参照ください)を用いて麻痺症状の改善治療を行っております。

治療内容についてはその意図と効果を説明しながら患者様と話し合いながらすすめてまいります。

 

使用する鍼は全て使い捨て(ディポーザブル鍼)のものを使用しており衛生上安全・安心です。

初めての方へは刺さない鍼(てい鍼)を用いるなど弱刺激での優しい治療をしております。

 

 

筋肉の状態を表層、深層と分けながら探っていきます。 

 


※頭鍼治療(YNSA)…

YNSAとは、山元式新頭鍼療法の略称です。

宮崎県の医師「山元敏勝」先生によって考案されたこの技術は、残念なことに日本ではあまり知られていませんが、世界ではすでに数千人の医師が実践する非常に有名な治療法です。脳梗塞・脳出血・麻痺等の中枢性疾患・腰痛・肩こり・膝の痛み・しびれ・めまい・耳鳴りなどの様々な疾患に非常に有効なことが、世界中で認められています。
YNSA®の優れた効果は世界中で認められています。ドイツでは、整形外科を始めとして麻酔科、内科など多様な診療科の医師が実践し、ブラジルでは山元先生の名前を冠した病院がブラジル政府の国費によって建てられています。
YNSA®は頭に(正確には頭皮に)鍼をさすことで治療します。頭皮鍼は中国では複数の流派がありますが、それぞれ反射区が違っており、また手技の修得も難しい事からあまり一般的ではなく、効果も治療者の技術によって差があります。

YNSA®は、Made In Japanの鍼灸治療法として一貫した理論と実績があります。頭鍼と名がついているように頭に鍼をしますが0.25mmの非常に微細な鍼を使うため、痛みは、ほとんどありません。(※YNSA®学会HPより引用)

 

必要に応じYNSA®を用いて治療します。

腰痛、膝痛、肩の痛みをはじめ、脳梗塞後の麻痺やパーキンソン病の症状改善に効果があがっております。